私は長年、小動物臨床の場で｢動物のお医者さん｣として働いてきたので、JPRに入ったばかりの頃は、立ち仕事からデスクワークという違いにかなりの不安を覚えました。

　クライアントとの電話対応、パソコンを駆使した様々な業務、コンテンツの作成。どれも私にとっては初体験でしたので、まずはそれに慣れるところからはじめなければなりませんでしたが、親切なスタッフが丁寧に教えてくださったので、不安はすぐになくなりました。

　仕事を始めてみると、ペットの病気や飼い方に関するコンテンツを制作するという仕事は予想外に大変であるということに気が付きました。不特定多数の人に分かりやすく説明できるような明確な文章を作成するためには、まず自分がその内容に対して十二分に理解していないといけないのです。正直な話、臨床の場にいた時よりも、今の方が一つ一つの病気に対して深く勉強しているかもしれません。ネット上の｢動物のお医者さん｣を目指して日々楽しみながら業務にあたっています。
　今は自分の書いた文章が全国のペットの健康や幸せのために少しでも役に立てれば、と思いながら仕事をしています。とてもやりがいのある、自分に合った仕事だと思っています。

　私は獣医師ですのでその専門分野を生かした仕事をさせてもらっていますが、他のスタッフが全員ペットの専門家かというとそうではありません。職歴も様々ですが、それぞれにそれまで培ったものや得意とする分野で活躍しています。ひとりひとりの力の総和が融合してＪＰＲの力になっています。

　私は現在、経理や総務などの運営管理部門を主に担当しています。ＪＰＲの主な事業は、ペットビジネスのサポート業務、そして動物病院の運営業務などですが、その事業を支えるとても大切な責任のある仕事を任せてもらっています。

　私はペットに関する資格も持っていませんし、前職もペット関連の業種ではありませんでした。フェレットが大好きなただのペットオーナーです。そんな私がＪＰＲに魅力を感じたのは、ＪＰＲが最終的に目的としているのが「ペットと人との豊かな共生」であったからです。これは私の望んでいることとイコールでしたし、直接ペットを扱う仕事をしなくても、それに関わることができれば嬉しいだろうな、そんな気持ちで面接に行ったのを覚えています。

　経理や総務の仕事は、私の得意分野です。売り上げの入力や請求書の処理などをしながらも、その先にいらっしゃるクライアント様やそのまた先にいらっしゃるペットオーナーとたくさんのペットたちの顔が浮かんできます。自分の得意なことを仕事としていることはもちろんやりがいはありますが、その業務のひとつひとつが確実にペットと人とのよりよい共生社会に繋がっていることを実感できることが更なるやりがいとなっています。

　運営管理部門から客観的にＪＰＲのペットビジネスサポート部を見ていると、本当にみんな輝いているなと感じます。特に大企業に勤めていた私が驚くのは、社長や部長と社員が本当に双方向の濃いコミュニケーションを取っているところです。ちょっと偉そうなんですが、多分大きな組織に比べるとそれぞれの成長スピードが倍以上違うのではないかと思います。これだけのコミュニケーション量があるから、意思決定も迅速で業務のスピードも速くなります。そして、それだけに多くの経験をつむことができます。他の企業の3年分の経験と成長を、ＪＰＲでは1年でそれが得られるんではないかと思います。

　自分の可能性をスピーディーに開花させたい、そして心からペットと人との共生社会を願う方なら、絶対ＪＰＲで働く意味があると思います。