学術部長挨拶
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株式会社JPR 学術部長 川野 浩志(かわの こうじ) 【獣医師・プリモ動物病院副院長】 |
![]() はぐれ獣医純情派 〜異論!ワン論!Objection!〜 |
【経歴】 所属学会:日本獣医皮膚科学会、日本アレルギー学会、国際アレルギー学会 学会発表:「犬および猫の糖尿病におけるHbA1cの臨床的意義」 |
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私たち獣医師の使命は一人でも多くの飼主さんが、安心で快適なペットとの共生生活を実現するための専門的技術・情報・サービスを提供すること。
学術部長挨拶 プリモ動物病院グループの診療方針
獣医療もサッカーのようにチームプレーが大切です。
獣医師がいくら良い手術をしても適切な麻酔管理が出来なければ問題は発生します。また暴れる犬や猫には動物看護師の協力なしでは獣医師は注射一本打てません。
JPRではスタッフ各々が自分のポジションを確立し、最大限のパワーを発揮することによってチームとして最大限の獣医療が提供できると考えています。
獣医師と「患者」である動物との間には残念ながら「言葉」という手段が使えません。そこで「翻訳家」とも言うべき飼い主様のご意見が重要となります。
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「誰かが作ったガイドラインを闇雲に患者に適用する獣医療」すなわち料理本医療(cookbook medicine)ではなく、獣医師個人の経験や勘のみに頼らず、過去の統計的データに基づいた根拠に基づく医療を「EBM」といいます。 当院では動物の問題点に対して最適のエビデンスを探しEBMに基づいて治療したいと考えています。いわば個々の動物に最適な医療を「特注」しようと努力する獣医療を目指しています。 獣医療を衣料に例えて言うならば、個々の動物の体型や好みに合わせて、一番着心地の良い服を作ることを目指す努力がまさにEBMであり、私たちが目指す獣医療なのです。 |
「この薬は約50%の効果があります」という獣医師の説明に対して、心配な飼い主さんが「その薬でうちのポチは治りますか?」と質問したとします。残念ながら、データ中心のEBMだけでは飼い主さんを納得させるだけの解答には辿りつきません。 獣医学的、科学的根拠を重視しながらも、ペットを取り巻く飼い主様との対話を通じて「患者」が語る物語から病の背景を理解し、抱えている問題に対してトータル的にアプローチを試みようという臨床手法を「NBM(Narrative Based Medicine:物語りと対話に基づく医療)」といいます。 NBMの視点は、動物病院のプライマリーケアにおいて重要で、サイエンスとしての獣医学と人間同士の触れあいという2者間のギャップを埋めていくものとして期待されると共に、EBMを補完するものとして捉えられています。 |
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獣医療には科学的・生物学的な知識が欠かせませんが、実際に飼い主様に相対すると、それだけでは対応しきれない場面が多々あります。 EBMとNBMが補完し合ってこそ、飼い主様の満足度の向上につながるものと考えております。
より高いQOLを維持した生存期間の延長だけでなく、情緒的危機感を伴う飼い主様のマインド面での救済を含めたトータルケアが必要だと考えます。また当院だけではキャパシティーを超える症例に関しては近隣の動物病院あるいはバイパスのある大学病院の協力の元、全力でバックアップし誠実かつ公正に職務を執行します。
学術部長コラム
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